2018/1/15

成人式

寒い日が続きますね。ここでは日常で気付いたことや、私が留学時代などに経験したことを書いていきたいと思います。
 
先日、成人式の着物が着られずに、式に出席できかなった新成人の女の子達がたくさんいたようですが、本当にひどい話です。
 
実は私も成人式には出席しませんでした。理由はちょっと違うのですが、その日、1月15日(昔は成人式の日は決まってました)が大学の初日だったからです。アメリカでは9月入学が一般的ですが、1月もあります。人数が少ないので、案内役のアメリカ人の生徒の一人の子がいろいろと施設を案内してくれるのですが、言葉もわからず、誰も知らないところを歩きながら、「今頃みんなは友達同士、再会して楽しんでいるんだろうな」と考えていました。
 
最後に「ディナー」と言われ、食堂に連れていかれたのでどんな食事かと思ったら、大きなお皿にパサパサの鶏むね肉のスライスが1枚ぺろーんと。横にはマッシュポテトに味の薄いソースがかかっていて、お世辞にも「おいしそう」とは言えないしろものです。そしてサラダバーがあるので好きなだけ取っていいと言われたのですが、これまたレタスをはじめ、パッサパサの野菜。特にキュウリは「ヘチマか!」と突っ込みをいれたくなるほどの大きさで水気が無く、ふかふかする感じ。「これから自分はどうなるんだろう」と、強く不安を感じたのを覚えています。アメリカは乾燥しているので野菜もパサパサということは、後でわかりました。
 
結局2年間食堂にはお世話になりましたが、今となっては「ひどい食事だったよなー。」と、良い思い出になっています。新成人の皆さん、色々な体験も時が経てば思い出になります。それまでがんばっていきましょう!
 
ちなみにその食堂は、他の生徒からも大変不評だったため、私が卒業した翌年から大幅に改善されたそうです。いいなぁー!!!